阪神タイガース、球団創設90周年に咲いた栄冠！ 2年ぶり7度目のセ・リーグ制覇

目次

1. 歓喜に沸いた甲子園の夜
2. 才木アクシデントも盤石リレー
3. 高寺＆近本の犠飛で勝利呼ぶ
4. 藤川監督、就任1年目の偉業
5. 前監督・岡田氏も立ち会った記念撮影
6. ファン熱狂、関西一円が虎一色
7. 次の標的は「アレのアレ」＝日本一

1. 歓喜に沸いた甲子園の夜

9月7日、満員の甲子園球場が揺れた。阪神タイガースが広島を2-0で下し、2年ぶり7度目のリーグ優勝を決定。創設90周年の節目に、再び黄金の瞬間が訪れた。試合終了の瞬間、スタンドは総立ち、ジェット風船と歓声が夜空を突き抜けた。

2. 才木アクシデントも盤石リレー

先発・才木浩人が5回、危険球退場という想定外のアクシデント。だが動揺はなかった。2番手・湯浅京己が流れを断ち、加治屋蓮、桐敷拓馬、岩貞祐太が無失点リレー。最後は守護神・岩崎優が締め、今季31セーブ目で歓喜の胴上げ投手陣を完成させた。

3. 高寺＆近本の犠飛で勝利呼ぶ

得点を奪ったのは小さな一打だった。2回、高寺望夢が意地の犠牲フライ。6回には近本光司が再び犠飛で加点。派手さはなくとも、確実に走者を還す“勝負強さ”が今季の阪神を象徴していた。

4. 藤川監督、就任1年目の偉業

指揮を執ったのは球児から監督へ転身した藤川球児。就任1年目でのリーグ制覇は球団史に残る快挙だ。「あっぱれ、素晴らしいチームです」と試合後に語り、選手を称賛。名守護神らしい闘志と冷静な采配でチームを導いた。

5. 前監督・岡田氏も立ち会った記念撮影

優勝セレモニーには、23年に“アレ”を成し遂げた岡田彰布・前監督（現オーナー付顧問）も駆けつけ、スーツ姿で選手たちと優勝記念撮影。前政権から続く強固なチーム作りの成果が、確かに実を結んでいることを示した。

6. ファン熱狂、関西一円が虎一色

優勝決定直後、大阪・道頓堀や梅田には歓喜のファンが集結。「阪神Vや！」の声が夜通し響き、街は虎色に染まった。百貨店や商店街も深夜から優勝セール準備に奔走。2年前の熱狂を超える勢いで、関西全体が再びお祭り騒ぎとなった。

7. 次の標的は「アレのアレ」＝日本一

リーグ優勝は通過点。選手たちの視線は10月15日に始まるクライマックスシリーズ、そしてその先の日本シリーズへ。ファンの合言葉は「アレのアレ」。2年ぶりの歓喜をさらに大きな栄冠に変えるべく、虎戦士たちの挑戦は続く。