― 球史に名を刻む可能性を秘めた逸材たち ―
目次
- 石垣元気(健大高崎)― 怪物右腕、158キロの衝撃
- 佐藤龍月(健大高崎)― 復活の左腕、切れ味鋭いスライダー
- 菰田陽生(山梨学院)― 2年生速球派、未来のドラ1候補
- 江藤蓮(未来富山)― 急成長を遂げた大型左腕
- 吉川陽大(仙台育英)― 王者の経験を背負う頭脳派右腕
- 阿部葉太(横浜)― 主将の風格、攻守で魅せる中堅手
- 古城大翔(花巻東)― 東北屈指の長距離砲
- 今岡拓夢(神村学園)― 三拍子揃った万能ショート
- 清水詩太(京都国際)― 精神的支柱、堅実な仕事人
- 松井蓮太郎(豊橋中央)― 初出場校の扇の要
1. 石垣元気(健大高崎)― 怪物右腕、158キロの衝撃

甲子園の空気を震わせる158キロの直球。圧倒的な球威と制球力を兼ね備え、変化球も一級品。スカウト陣から「世代No.1右腕」と断言される怪物が、全国制覇の先頭に立つ。
2. 佐藤龍月(健大高崎)― 復活の左腕、切れ味鋭いスライダー

大手術を乗り越え、完全復活。右打者の膝元に突き刺さるスライダーは健在で、石垣と並ぶ二枚看板として健大高崎の黄金バッテリーを支える。
3. 菰田陽生(山梨学院)― 2年生速球派、未来のドラ1候補

まだ2年生ながら最速152キロ。力強い直球に加え、成長曲線は右肩上がり。今大会で全国に名を轟かせれば、一年後のドラフトは主役候補だ。
4. 江藤蓮(未来富山)― 急成長を遂げた大型左腕

長身から繰り出される角度のある直球とキレのあるスライダー。春以降の急成長ぶりは驚異的で、初戦から相手打線をねじ伏せる姿に注目が集まる。
5. 吉川陽大(仙台育英)― 王者の経験を背負う頭脳派右腕

昨夏の優勝メンバー。球速こそ150キロに満たないが、打者を翻弄する緩急と配球術は天下一品。勝負所での冷静さは全国屈指だ。
6. 阿部葉太(横浜)― 主将の風格、攻守で魅せる中堅手

センターラインを支える守備範囲と、勝負強い打撃。キャプテンとしての存在感も絶大で、「横浜は阿部がいる限り崩れない」と評される。
7. 古城大翔(花巻東)― 東北屈指の長距離砲

フルスイングから放たれる打球は、外野の頭上を軽々と越える。パワーだけでなく広角に打ち分ける技術も備え、プロも注目するスラッガーだ。
8. 今岡拓夢(神村学園)― 三拍子揃った万能ショート

俊足、強肩、打撃力の三拍子が揃った遊撃手。特に守備範囲の広さは圧巻で、試合の流れを変える「守備からの勝利」を演出できる。
9. 清水詩太(京都国際)― 精神的支柱、堅実な仕事人

派手さはないが、打撃も守備も高水準。チームが苦しい時ほど輝く勝負師で、ベンチ内外で仲間を鼓舞する姿が印象的だ。
10. 松井蓮太郎(豊橋中央)― 初出場校の扇の要

甲子園初舞台に立つ豊橋中央を支える捕手。強肩と冷静なリードで、格上相手の打線を封じる可能性を秘める「守りのキーマン」だ。
令和の新たなスター誕生へ
今年の甲子園は、速球派投手の群雄割拠と、守備・走塁に優れた野手の存在が際立つ大会となった。勝敗を分けるのは、最後まで集中力を切らさないメンタルと、ここ一番の勝負強さだ。
この夏、甲子園の土を踏む彼らの中から、未来のプロ野球を背負うスターが生まれることは間違いない。
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