目次
- 発表概要
- 投手陣の顔ぶれ
- 捕手は堅守3名
- 内野手は名門校から選出
- 外野手は少数精鋭+二刀流候補
- 小倉監督のコメント
- 悲願の世界一へ
1. 発表概要

日本高校野球連盟とNPBエンタープライズは、9月5日に沖縄で開幕する「第32回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に臨む高校日本代表20名を発表した。夏の甲子園で活躍した選手たちを中心に、全国の強豪校から精鋭が選ばれた。
2. 投手陣の顔ぶれ

投手は計9名。健大高崎の石垣元気、下重賢慎の二枚看板に加え、横浜の奥村頼人、関東第一の坂本慎太郎ら実力者が並ぶ。大阪桐蔭の中野大虎や京都国際の西村一毅といった甲子園常連校のエースも名を連ねた。さらに、沖縄尚学の2年生左腕・末吉良丞が地元から唯一選出され、大きな注目を集めている。
3. 捕手は堅守3名
捕手は学法石川の大栄利哉、明徳義塾の藤森海斗、山梨学院の横山悠。いずれも堅実な守備と投手陣をリードする力が評価された。バットでもチャンスに強く、攻守でチームを支える存在だ。
4. 内野手は名門校から選出

内野手は6名。横浜から奥村凌大と為永皓の二遊間コンビが揃って選出。神村学園の今岡拓夢、東洋大姫路の高畑知季、敦賀気比の岡部飛雄馬、履正社の辻琉沙と、全国屈指の名門校から多彩な顔ぶれが揃った。堅守だけでなく、長打力のある打者も多く、打線の軸となりそうだ。
5. 外野手は少数精鋭+二刀流候補

外野は阿部葉太(横浜)、川口蒼旺(神戸国際大付)の2名のみ。少数精鋭ながら、関東第一の坂本慎太郎や横浜の奥村頼人は投手と外野を兼任できる“二刀流”としての起用も期待されている。
6. 小倉監督のコメント
小倉全由監督は「世界で勝つためには柔軟な選手起用が重要。選手たちの力を最大限引き出したい」と語った。甲子園を経験した選手も多く、短期決戦での勝負強さに期待を寄せている。
7. 悲願の世界一へ
侍ジャパンU-18はこれまで何度も決勝に進出してきたが、優勝は果たせていない。昨年も準優勝に終わっており、今回の沖縄開催は“悲願の世界一奪還”に向けた絶好の舞台となる。日本全国から集まった20名の球児が、世界の舞台でどのような戦いを見せるのか。高校野球ファンの期待は高まる一方だ。
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