第71回オールカマー結果速報 ― レガレイラが盤石の走りで重賞制覇

目次

1. レース概要
2. 栄冠を手にしたレガレイラ
3. 2着ドゥラドーレスの健闘
4. 復帰後のヨーホーレイクが3着
5. レース展開と勝ちタイム
6. 今後の注目ポイント

1. レース概要

2025年9月21日、中山競馬場で行われた第71回産経賞オールカマー（芝2200m・GⅡ）は、秋のGⅠ戦線を見据える有力馬が集結。良馬場で行われた一戦は、実績馬と新興勢力がぶつかり合う注目の舞台となった。

2. 栄冠を手にしたレガレイラ

1番人気に支持された4歳牝馬レガレイラ（騎手：戸崎圭太）が、その期待に応える走りを披露した。中団で脚をためると、直線では抜群の手応えで抜け出し、他馬を寄せ付けない完勝。

勝ちタイムは 2分10秒2。これで重賞3勝目を飾り、いよいよ秋のGⅠ戦線でも主役級の存在感を示した。

3. 2着ドゥラドーレスの健闘

2番人気のドゥラドーレス（騎手：C.ルメール）は好位から早めに動き、直線では粘り強さを見せた。最後はレガレイラに突き放されたが、1馬身1/4差の2着と実力を示す内容。勝ち馬との力差をどう埋めるかが、今後の課題となる。

4. 復帰後のヨーホーレイクが3着

4番人気のヨーホーレイク（騎手：岩田望来）は、直線で脚を伸ばし3着を確保。上位2頭には及ばなかったが、長期休養明けを経て安定感を取り戻しつつある。今後の叩き2走目以降、さらなる上積みに期待がかかる。

5. レース展開と勝ちタイム

序盤はスローに流れたが、向正面から各馬がポジションを押し上げ、3コーナー手前で一気にペースアップ。直線勝負では地力勝負の色合いが濃く、人気上位3頭がそのまま掲示板を占める形となった。

勝ちタイム2分10秒2は、中山2200mとしては水準よりやや速め。馬場状態も含め、良質な走破時計といえる。

6. 今後の注目ポイント

勝利したレガレイラは、天皇賞・秋やエリザベス女王杯など、秋の大舞台へ視線を向ける。牝馬ながら牡馬一線級とも互角に渡り合える力を示しており、今後の展望は明るい。

一方で、ドゥラドーレスやヨーホーレイクも確実に力を示しており、次走以降での巻き返しに期待したい。