試合概要
2025年9月13日、フィリピン・マニラのキアソン・シティにあるスマート・アラネタ・コリセウムで開催された男子バレーボール世界選手権2025。日本代表(世界ランク5位)は、グループGの初戦でトルコ代表(同16位)と対戦し、0-3(19-25、23-25、19-25)で完敗を喫しました。トルコにとっては、2016年以来となる日本戦での勝利となりました。
試合展開
第1セット:出だしは良好も逆転を許す

日本はセッター大宅真樹、オポジット宮浦健人、アウトサイドヒッター高橋藍、石川祐希、ミドルブロッカー小野寺太志、ラリー・エバデダン、リベロ山本智大のスタメンで臨みました。序盤、小野寺の速攻や宮浦のサービスエースで9-6とリード。しかし、トルコのエフェ・マンディラチに連続サービスエースを決められ、逆転を許しました。最終的に19-25でセットを落としました。
第2セット:粘り見せるも再び逆転される

同じメンバーで臨んだ第2セット、宮浦や石川のスパイクで11-10と逆転。しかし、トルコの高さのあるブロックに阻まれ、再びリードを許し、23-25でセットを失いました。
第3セット:リードするもミスで突き放される
第3セットでは、ラリーや宮浦のブロックで3連続得点し、リード。しかし、中盤に攻撃のミスが続き、14-19と突き放され、19-25でセットを落としました。
注目選手の活躍
エースの宮浦健人は、試合全体で13得点を挙げ、チーム最多得点を記録しました。キャプテンの石川祐希も10得点を挙げましたが、トルコの高さと安定したプレーに対抗するには至りませんでした。
今後の展望

キャプテンの石川祐希は試合後、「1セット目の前半の入りは非常に良かったと思いますけど、後半連続失点あって逆転されてから少し流れを向こうに掴まれてしまって、そこから流れを取り返さないといけない場面でしたけど、こちらのミスとか、サイドアウトが切れずに1セット取られてしまった」と振り返りました。
次戦は9月15日に世界ランク11位のカナダと対戦予定です。日本代表は立て直しを図り、次戦に臨みます。
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